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2023年10月30日に「花笠まーす袋」を発売しました。花笠まーす袋のデザインと制作をさせていただきました。販売は、ゆいまーる沖縄さまから発売となっております。この「花笠まーす袋」は、前年度の沖縄県工房工芸運営支援事業に採択されて私の工房の仕事や経営状況などを掘り下げながらコンサルしていただき改善させていくということで定番商品を作った方が良いということで考えてきたのですが花笠まーす袋もそのひとつです。でも脱線ネタくらいで自分のやっていることとかけ離れているけれどこんなの面白いかなと見せてみたらなんと作ろう!ということになりました。それが3月頃。支援事業も終わっているけれど打ち合わせをその後もさせていただいて試作を見せては意見をいただいて決めていきました。そして6月頃形になり制作開始しました。その間パッケージをどうするかもデザイナーの林さやかさん含めて考えて南風原町の中村活版印刷さんでステキに仕上げてもらいました。試作段階、チームで作るって良いなと思いました。ひとりでは思いつかないことが意見され他の方の意見を聞くとまたそれも良かったりチームでの試作が楽しく、今までの行き詰まりが軽やかに動いていくのがものづくりって良いなと思えました。8月には納品は終えていましたが販売に向けての撮影などがゆっくり進んでようやく10月末に発売となりました。ゆいまーる沖縄のオリジナル商品としての花笠まーす袋です。発売している場所はこれからということで少しずつ広がっていけばと思っています。「花笠まーす袋」ご存じ琉球舞踊の被り物としてのあの花笠をモチーフにデザインさせていただきました。天然顔料で染めた紅型となっています。ひとつずつ手染めしています。マースは、普天満宮で毎回塩持参して拝んでいる塩を詰めています。お守りとしてお土産としてぜひよろしくお願いします。使用例として車、カバンに付ける。自転車の方はサドル下に下げる。ご自由にどうぞ。色合いもいつでも沖縄を思い出せるような色合いとなっております。そして購入された方限定での小さなおまけ付きです。初めてのこのような商品で毎月制作していますが同じものを染めていくうちに勉強になることがあります。小さいものではありますが少しずつ自分の商品を増やしていけるよう日々考えていきます。今年度も沖縄工芸モノ・コト開発課題解決支援事業に採択されて今度は自分の商品を開発を目標に進んでいるところです。いくら小さくてもこの花笠まーす袋で大変さも体験しました。今度は期間がタイトなのでますますしっかりせねばと思っています。どうぞ「花笠まーす袋」よろしくお願いします。#花笠まーす袋#まーす袋#luckycharm#okinawa#沖縄#花笠#紅型#bingata#びんがた#草木染めまま工房 @ohisama._.mama
紅型の起源は15世紀にさかのぼり、琉球王朝の時代に王府の保護のもとで始まりました。この染色技術は日本本土や中国・東南アジアの文化から影響を受けつつ、沖縄独自のものとして発展しました。当初は王族や上流階級によって着用され、特別な機会や祝祭の際に用いられました。 しかし、廃藩置県により王国の支援がなくなると紅型は急速に衰退しました。身分差がなくなったとしても、庶民が紅型を身につけることは許されず、その鮮やかな色彩は庶民には敬遠されました。しかし、日本本土の美術工芸関係者によって高く評価され、第二次世界大戦前には再評価の兆しも見られました。 大戦により紅型は打撃を受けましたが、再建の努力によって復興し、現在に至っています。沖縄の歴史や自然が生み出した紅型は、その鮮やかな色彩や大胆な柄で人々の目を引きつけ、土産物としても人気があります。 「紅型」という言葉が一般的に使われるようになったのは昭和3年以降で、それ以前は「形附」「紅差型」「紅入色型」などと表記されていました。大正時代末期に鎌倉芳太郎氏が初めて「紅型」という表記を提唱しました。一般的に、「紅型」の「紅」は色彩、「型」は模様を意味するとされています。
草木から色をいただいて染める染物が草木染めです。草木染めは、昔から行われていた染物ですが 明治時代になり合成染料が主流となりました。しかし第一次世界大戦で合成染料の輸入が途絶えたことで古来からの植物染料の研究が始まりました。合成染料と区別するため、「草木染め」と命名されました。 自然のものの色なので視覚的にもやさしい色が出るのも特徴だと思います。
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